「象嵌」象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味があります。 象嵌本来の意味は、一つの素材に異質の素材を嵌め込むと言う意味です。 |
上記の写真は象がん部を施す前(上段)と、象がんを施した後(下段)の写真)です。 | この白い板の部分が型です。 これは人の手でやっているため同じ物はできません。このように職人の技術が必要とされ熟練工でないと長時間を要します。 | まず上部(施す前)に象がんの型をつけ、それを昔ながらのいとのこぎりで切り抜いていきます。 | そして切り抜き終えたらこの型をはずすとこのように象がんがはめ込まれます。(型がスライドしてはめ込まれる) 一度に5枚出来上がります。 | |||
次はそれを実際の引き出しや天板にくっつける為、 機械(釜みたいなもの)でプレスします。 大体100℃で30分から40分ぐらいでできあがります。 |
その機械に入れる前に次の工程を必要とします。 まずローラーで木(引き出しなどの前板部)に水を含ませます。 |
その上に先ほどの工程で出来上がった象がん部を貼り付け、最後に機械の中でプレスして完成です。 | 最後に機械の中でプレスして完成です。 そして色を塗ると私たちがいつも目にしている象がんになるわけです。 ちなみにこの工程はSERGIO TAROCCOの場合です。 |
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